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NECの野望 ~LaVieG TypeZ、VersaPro UltraLite TypeVG~


VersaPro_UltraLite_typeVG2.jpg

 NECが、やたらと張り切って送り出したLaVie ZおよびVersaPro UltraLite VG。この2機種はコンシューマとビジネス向けの違いだけで、基本的に同じ機種ですが、13インチ液晶を搭載していながら875gという重量を達成しています。10.1インチのLet'snote J10が970gであることを考えると、圧倒的に軽いです。

 ただ、NECが突然宣伝を始めたり、LaVieの方だけが注目されたせいで「NECがいきなりすごいUltraBookを出してきた」という印象を受けますが、実際は数年前から出していたVersaPro UltraLiteというシリーズの後継機という感じです。このシリーズはタイプVSという非常に尖ったモデルを初めとして、数機種発売されていたのですが、全くもって注目されませんでした。

vs.jpg
タイプVS。タッチパッドは無く、スティックポインタのみを備える。CPUはAtom Z540

 良いモデルを出しているのに、注目を集められない、というのがNECだったのですが、ここへ来てUltraBookの波が到来し、軽量・薄型のモデルが広く注目を集めるようになりました。今まで無かったLaVieでの展開などにより、これにうまく便乗したため、従来よりかなりの注目を集めています。

 特に、LaVieでの型式は、初めUltraLiteの「U」をそのまま用いる予定だったものの、これが軽量化の最終バージョンという意味で、もう後の無い「Z」とされたそうです。

 実際、875gという軽さは圧倒的で、機能を削ってまでして軽くした結果です。もう一つ大きいのが、リチウムマグネシウムという新素材の採用で、通常のマグネシウム合金よりも密度が小さく、これが軽量化に貢献している模様です。ただ、NECはこの素材の成型がうまくいかなかった場合のためにマグネシウム合金用の型を作っていたりと、用意周到です。また、この場合の重量も900g付近と、リチウムマグネシウムは確かに軽量化に貢献していますが、NECの軽量化技術があっての875gと言えます。

 さらに、このモデルが生まれた背景として、レノボとの合弁があります。レノボとNECでは生産台数に雲泥の差があり、当然レノボの方が優れた部品調達能力を持っています。NECはこれを利用し、大幅なコストダウンを実現できたことで、再びこういった尖ったモデルを出す余裕が生まれたということです。

 ただ、「UltraBook=強度が無い」という中で、このLaVie Zは特に強度が無い印象を受けます。強度の最低ラインをどこに設定するか。この線引きによってノートPCの重さはいくらでも変わります。当然、線引きが甘いと壊れやすくなるのですが、値段的にも、壊れたら新しいのを買えばいいという考えなんでしょうね。

 ところで、軽量・薄型モデルの争いは古くから多く行われてきたものの、最近の流れを作ったのは初代MacBook AirとThinkPad X300の対決だと思っています。MacBookはUSBポート一つに専用の拡張端子(有線LANや、映像出力など)を一つしか持っていなかったのに対し、X300は通常のPCと変わらないポートを備えた上で、厚さ6mm台のDVDドライブを持ち、1.4kgの重量を実現していました。


 当時はSSDが高価で、両者とも30万円近い値段であったにも関わらず、X300シリーズが2代で途絶えたのに対し、MacBookは現在も新型が発売されており、勝敗は明らかです。薄型ノートには拡張性を求めない、という流れが確立されたのです。

 個人的に現時点で最良のモバイルPCだと考えるレッツノートSX1が投売りされている状態が、これを物語っています。さて、このような状況で"ThinkPad X1 Carbon"はどのような評価を受けるのでしょうか。

750.jpg
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プロフィール

名湯

Author:名湯
基本的にThinkPad・IBM愛好家の元高専生・ロボコニスト。PCには数値的な性能よりも、使い勝手の良さを求めます。

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